6月26日 (日)  ★MANGROVE CRUISE★

いよいよ出発で 桟橋から少し離れた入り江で 実際のマングローブに囲まれながら マングローブの生態やその役割等、とても詳しい説明をしていただいた。その説明を聞くと マングローブがこの地球上にとって いかに大切なものかが分かる上に その働きの多さに驚かされる(@@)
そこからボートは沖へ。バ〜ッと目の前に海が広がり、すぐ近くには タイの南端が見えるが、そちらの方には 雨雲がかかっているので、反対側へ。その方向には 小さな島が点在しており、とても素晴らしい風景☆ 自然の風を受けながら ボートはどんどん進んでいく。気分爽快なのである。と同時に 今 津波が起こったら、とふと頭をよぎり恐怖感が湧いてきた。が、目の前の風景を見て 平静さを保った。
1つ目の島では 野鳥を観察し、2つ目の島では フルーツバットというコウモリが大量に木にぶら下がっているのを見ることができた(^^)熱帯魚に餌付けをした後は Uターンして 最初に来た入り江を通過し、原生林のあるジャングルへのリバークルーズである☆
マングローブの間をすり抜けるのだが、それがボートの幅と同じ位の幅しかなく、ぶつかりもせず進んでいく操縦の上手さに 脱帽する。いつの間にか 川になっていて、先程の海とは違う風が流れる。マイナスイオンたっぷりなのである。それもそのはず、マングローブは普通の植物の十数倍もの二酸化炭素を吸って、その分の酸素を出してくれるのである。だから地球にとって大切なのである(それだけでは無い)。澄んだ空気を吸いながら 森に囲まれた風景を見ていると 何故か懐かしい気分になった。途中 野生の猿が出てきて 餌をあげたり、大トカゲ(ワニに似ている)を発見したりもした。次から次へと展開される何百年も前からある壮大な大自然の景色を見ていると 人間がとても小さく 儚いものであると感じる。そのちっぽけな人間が 自然を破壊していく。とても罪深いことである。森林を伐採していくなど直接的ではなくても、ダイオキシンやフロンガス等排出したり、普段の生活で間接的に自然を破壊している私達も同罪なのである。このままでは 地球は滅亡してしまう!と危機感に駆られた(><)もしかすると もう手遅れなのかも知れないが、本当に真剣に考えていかなければいけない。  続く・・・

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